Bluetothとは?意外と知らないバージョン・クラス別機能や特徴を解説!

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 PCやスマートフォンなどを周辺機器と接続するために使用されることが多いBluetoothですが、対応商品の説明書を見るとバージョンやクラスなどが多数存在するためどれが良いのかわからないことがあると思います。この記事では今まで何気なく使用していたBluetoothの仕様をまとめ、製品を選択する際などに比較すべきポイントを知ることが出来るように解説しています。

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Blurtoothの概要

 Bluetoothとは、2.4GHz帯を使用したでデジタル無線通信規格の一つです。デジタル無線通信規格という点ではWi-Fiと同様ですが、使用される目的が異なります。周辺機器を接続する目的で設計されているため「省電力」「直進性がない」「様々なプロファイルに対応(多目的に通信が出来る)」といった特徴を備えています。1998年頃にPCと周辺機器を接続する目的でエリクソン社によって開発がすすめられて以降、普及が進んでします。
 2016年に発売されたiPhone7からステレオミニプラグが廃止となり、以降発売されるスマートフォンはプラグを持たない筐体が多くなったことで一般的にも広く認知されるようになりました。

バージョンごとの機能の違い

 Bluetoothの技術規格は進化し続けており、バージョンが進むにつれて機能が追加されています。
 2009年頃にモバイルに最適化した仕様として登場したver4.0以降はBluetooth Low Energy(LE)という低電力モードが追加されており、ver3.0以前のバージョン(EDR)とver4.0以降(BLE)は互換性がないため注意が必要です。

バージョン別特徴まとめ

VER内容伝送距離伝送速度リリース
1.X最初のバージョン10 m1 Mbps1999
2.X通信速度の向上
NFC対応
10 m3 Mbps(EDR)2004
3通信速度の向上10 m24 Mbps(HS)2009
4Bluetooth Low Energy追加(1 Mbps)60 m24 Mbps(HS) / 1 Mbps(LE)2009
4.1LTEとの相互干渉を低減
切断後の自動再接続機能
インターネットアクセス
60 m24 Mbps(HS) / 1 Mbps(LE)2013
4.2セキュリティ強化60 m24 Mbps(HS) / 1 Mbps(LE)2014
5データレートの多様化
通信距離向上
200 m24 Mbps(HS) / 2 Mbps(LE)2016
5.1デバイスの向きを検知200 m24 Mbps(HS) / 2 Mbps(LE)2019
5.2複数の音楽再生デバイスへの接続
電力管理機能の追加
200 m24 Mbps(HS) / 2 Mbps(LE)2020

 

バージョンが新しいほど音質が上がるのか?

 バージョンが新しいと伝送する距離や速度は向上するため、遅延の解消や切断リスクの低減などに大きく効果がありますが、使用しているプロファイルはVER1から変わっていない為音質は大きく変わらないと言えます。
 もちろん新しい製品・高級な製品はドライバーユニットや再生帯域など「イヤホン自体の性能」が高い為音質が良く感じますが、バージョン別での違いはほぼありません。
 関連してBluetoothでハイレゾ音源を送信するLDACという技術がありますが、元の音質を完璧に戻すことはできません。

プロファイルについて

 またBluetoothには様々なプロファイルが用意されており、通信する目的により異なるプロファイルを使用します。利用するには使用する両方の端末がプロファイルに対応している必要があります。
 例えば、スマートフォン用のヘッドセットなどは、マイク付きヘッドフォンと通信を行う為の「HSP」に対応しており、Bluetoothイヤホンはステレオ音声転送用の「A2DP」という規格に対応しています。両規格をサポートしていれば両方の機能が使用できるということになります。主な規格は下記となります。

プロファイル機能
HSPイヤホンマイク接続
HFP通話の発着信機能付きHSP
AVRCPAV機器のリモコン機能
A2DPステレオ音楽再生
HIDマウスやキーボードなどの入力機器との通信
PBAP電話帳のデータを転送
SYNCスケジュール帳や電話帳のデータ通信
FMPデバイスの再検索
ANPプッシュ通知機能
HCRPプリンタへの出力
BIP画像の送受信
PANテザリング(インターネット接続共有)
VDP動画をストリーミング配信
PASP電話着信を通知
TIP時間の補正機能

 製品の購入をする際は使用する目的に合ったプロファイルに対応しているかは確認が必要です。多用途で使用したい場合は多くのプロファイルに対応している製品のほうが好ましいでしょう。

クラスについて

 Bluetoothにはバージョン以外にクラスで製品のスペックをカテゴリ分けしており、クラスが低いほど電波強度が高い=伝送距離が長くなります。

クラス想定される通信距離
Class1およそ100m程度
Class2およそ10m程度
Class3およそ1m程度

伝送距離が長いほど消費電力が大きいのか?

 あまり関係ありません。Bluetoothには接続デバイスとの距離を測り、チップが自動的に電波強度を選択することで最適な出力を調整する機能が備わっているため、同じ距離で通信を行った場合消費電量が同等となります。当然ですが距離が遠くなるほど出力が上がるため消費電力も大きくなります。

Bluetooth製品を選ぶ際のポイントは?

 Bluetoothの規格は目的を満たすという意味では以前から完成されており、特に2016年のver4.0(BLE)以降の製品では大きな差はないと言えます。そのため受信側の製品を選択する場合は目的に合ったプロファイルをサポートしていればバージョンには拘る必要はあまりないでしょう。
 近年プロファイルが多くなり、新しい使用用途でBluetoothを使用する事が出来るようになっているため、送信側の製品に関してはより多くのプロファイルをサポートしているほうがよいです。
 また、送受信する双方の機器でバージョンがことなる場合、古いほうの規格に準拠しますので持っているスマートフォンやPCのバージョン以上の製品を購入しても意味がないということにも注意が必要です。

 自身に合った製品を選択して快適なワイヤレスライフを楽しみましょう!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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